Buy the Rumor, Sell the Fact. の正体

株式・為替

さて、10月の相場は荒れるといいますが、やっぱり荒れてますね。

FRBが年内のテーパリングを示唆して、11月のFOMCで正式発表になりそうですね。

Buy the Rumor, Sell the Fact. の余りにも有名すぎる格言を相場心理で紐解きながら、

今回は相場の下落材料が見え隠れしている中での立ち回りを書いていきたいと思います。

Buy the Rumor, Sell the Fact.

Buy the Rumor, Sell the Fact. という格言がありますが

これは日本語訳に直すと「噂で買って、事実で売れ。」という意味です。

投資初心者の頃は何言ってるのかわかっていませんでしたが、相場心理という観点からみると非常にわかりやすいと思ったので僭越ながら解説させていただこうと思います。

株式は噂を株価に織り込む

株式市場は、好材料も不安材料も噂や懸念の段階で織り込まれます。

そして、織り込みというものは、得てして行き過ぎることが多いです。

それはつまり、好材料でも、悪材料でも事実が確定したら、その逆の方向に株価が調整されるということを意味しています。

相場心理はこう動く

ある病気の特効薬の当局への申請→承認による上昇→下落のパターンを考えてみましょう。

登場人物は3人います。

・ 噂の段階で腕の立つトレーダー(通称:プロ)

・ 普通の投資家(通称:モブ)

・ みんなが買ってから買う、どんくさい人たち(通称:市場の養分)

無断転載厳禁『資本家入門Ⅰ』

これを相場心理で説明すると、噂の段階で腕の立つトレーダー(通称:プロ)は買いを仕掛けます。

それのチャートと出来高に反応して、普通の投資家(通称:勝ちも負けもしないモブ)が乗っかります。

で、どんくさい人たち(通称:市場の養分)が正式発表(Fact)でポジションを取ります。

正式発表された時点で、すでにプロとモブは含み益が出ている状態です。

そこで、Buy the Rumor, Sell the Fact. をわきまえているプロは利確を検討します。

プロは、動かしている額も大きい機関投資家などが多いため、決済の利確売りで相場の売り圧力が大きくなります。

前述のとおり、その時点では、市場参加者全体でみるとプロとモブの大半は利益を抱えている状態です。

人間の心理として、利益は早く確定させたい・損失は引っ張りたいとい性質があります。

下落を始めて、利益が目減りしていくのに耐えられずに、利確をする一部のモブが発生します。

というか、モブでも、Factが公表された瞬間に利確売りを検討してます。

その利確売りが売り圧力になって、さらに相場が下落します。

で、残りのモブの利益がほぼゼロになった時に、損失を出すくらいなら・・・利確します。

それはもちろん。売り圧力です。これがBuy the Rumor, Sell the Fact. の正体です。

で、事実が公表されたときに勝った人たちは、めでたく「市場の養分」になるのです。

悪材料が出ている中でどう立ち回るか?

この逆をやりましょう。

悪材料の噂でみんなが売ります。

空売りを仕掛ける人たちもいるでしょう。

その中で売りに乗っかるのもいいですが、株式は長期目線で上昇をしているので、

下がっている時こそ勇気をもって買い目線で買っていくことが重要です。

噂されてる悪夢がすべて現実になっても、利確の反発が待っているだけなので、、

ということで、11月のテーパリング正式発表まで相場が下落方向に動く可能性がありますが

下がったら都度買っていくという態度でいいと思います。

次の下げポイントは利上げになると思いますが、その時も同様に利上げ懸念で調整・・・ということが発生したときには、買いの姿勢を勇気をもって保ちましょう。

筆者は、下げ相場で最大に利益を出す、秘密の買い方と暴落時でもヘッジ(保険)を掛けて、相場下落時には、そのリスクを金融機関に負わせる仕組みを使って、利益の最大化と安定化を図っています。

こちらは、本気の人だけに教えたいので、こちらからメッセージをください。

ブログのタイトルをコピペして、送ってくださると話が早いと思います。

乗り遅れたらどうするか?

乗り遅れたら、相場が落ち着くのを一呼吸置きましょう。

ずーと1本調子に伸びる相場はあり得ません。

利確の売りでひと段落ついてから再度上昇を始めるので、一度利確の売りが入って誰も売る人がいなくなってから(売りの下落の中で、利確したい人がみんな売り終わると、出来高が下がる)購入をすることをお勧めします。

上げ続ける相場もありませんが、インデックス(SP500など)であれば、下がり続ける相場もありません。いつかは上昇していきます。

総悲観の中で株を買う勇気を持つことが、利回りを高めるチャンスです。

筆者はもう株式市場は終わった。もう株なんで買うやつはいない。。といわれるようになったら、買い増しをします。(雑魚Youtuber投資家が損切り動画出したら、死ぬほど買います。コロナショックの時のように。。)

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